infogrphics_standard_KTK MOでも運命再編プレリリースイベントが始まりタルキール環境の幕が下りました。そこで総まとめということでいつもの倍詰め込んでタルキール環境でどんなデッキがどれだけ勝っていたのか見てみます。
アブザンミッドレンジはどの時期も常に強かったまさにタルキール環境を代表するデッキですがトータルで見てみるとそれほど飛び抜けた存在ではなく全体の15%もありませんでした。
ただしサイという観点で見ると全体の25%ものデッキがサイをサイ用しています。これはニクスへの旅環境の黒信心に匹敵する割合なのですが、それでも当時のメタゲームと全く違う印象を受けるのは黒信心がタッチ緑かどうかで除去が違っていたくらいなのに対しサイデッキはアグロミッドレンジリアニメイト4色と様々なデッキがあったためでしょう。

アブザンミッドレンジに続くのは中期に環境をリードしたマルドゥミッドレンジとそこから大きく離れて初期にスタートダッシュを決めたジェスカイウィン。カマキリとデーモンが並んでるように見えるかもしれませんが仕様です。環境後半まで地味な存在だったのにエレボスの鞭デッキの台頭により勝ちだしたアブザンアグロに押し出される格好でこうなってます。

エレボスの鞭は様々なデッキが利用していますがそれらを全部合わせるとアブザンミッドレンジに匹敵する一大勢力になります。特にシディシウィップは世界を制したデッキということで勝ち組の印象があるくらいです。実際のところはクラン別デッキ割合を見てのとおりですが。

楔カラーの環境ではありますが白青、青黒、緑黒といった2色デッキも健闘しています。単色で頑張ったのは赤単くらいでしょうか。

タルキール環境といえば久しぶりに本格的なコンボデッキが登場しましたがMOでは手順の省略ができないためか泣かず飛ばず。結局38個しかありませんでした。運命再編環境ではジェスカイに加えてティムールのコンボデッキも出てきましたがこちらはどうなるでしょうか。

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記事の最後にはおまけで他のフォーマットのまとめも画像だけではありますが用意しています。

2014年10月2日から2015年1月28日のアーキタイプ別掲載数
アーキタイプ今回前回
アブザンミッドレンジ/Abzan Midrange697-
マルドゥミッドレンジ/Mardu Midrange536-
ジェスカイウィン/Jeskai Wins361-
アブザンアグロ/Abzan Aggro327-
白青英雄的/WU Heroic300-
赤単アグロ/R Aggro281-
青黒コントロール/UB Control264-
シディシの鞭/Sidisi Whip211-
アブザンリアニメイト/Abzan Reanimate202-
ジェスカイトークン/Jeskai Token168-
赤白アグロ/RW Aggro161-
緑黒エンチャントレス/GB Enchantress137-
緑黒信心/GB Devotion115-
ステロイド/Steroid90-
ティムールモンスター/Temur Monsters89-
ティムールアグロ/Temur Aggro77-
青白コントロール/UW Control71-
アブザン星座/Abzan Constellation66-
緑赤モンスター/GR Monsters64-
緑信心/G Devotion55-
other5550
アイコン中の数字は「掲載デッキ数/4-0デッキ数」。
アイコンの縁はオレンジの方が長ければ勢力拡大中、赤ならば勢力衰退中。
右側に行くほどTier1に近づいていき、下側に行くほどコントロール色が強くなる。
ただしアイコンが重ならないことを優先しているので位置はおおよそのもの。

クラン別デッキ割合
Abzan130743.62%
Jeskai63121.06%
Mardu62220.76%
Sultai2448.14%
Temur1926.41%


おまけ

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