上陸のエンチャントサイクルの中にひとつなかなかの爆発力を秘めていそうなカードが
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撤退だ！とエルドラージとの戦いを一旦切り上げて態勢を整えようとしているゼンディカー陣営ですが、ひとつどう見ても突っ込んでいってるとしか思えないものがあります。
もちろんそれは赤。他はライフを得たり占術したりしてる中でパワー上げたりブロック妨害したりやりあう気まんまんです。
他の撤退サイクルは比較的丸いのに赤だけは見事な尖りっぷり。しかし尖ってるということはそれだけポテンシャルを秘めているということです。

ヴァラクートへの撤退はフェッチランドで上陸すればパワーが+4です。2ターン連続フェッチ切れば8ダメージ分になります。
もし撤退が2枚出ていればもちろん倍。16点です。とんでもない爆発力です。これはもう爆発させるしかありません。

倍にする方法は他にもあります。二段攻撃です。些細なパワー+2が二重撤退で倍。フェッチで倍。二段攻撃で倍。クリーチャーのパワーが2でも20点です。ヤバイ。さすがヴァラクート。かつて一斉を風靡したのは伊達ではない。

もちろんブロックされて終わりでは意味がありません。トランプルや飛行などの回避能力を持ったクリーチャーで思う存分爆発させるべきです。爆発といえば爆発的植生なんてのもありますね。使えば+4でまさに爆発です。


緑のトランプル持ちファッティと協力したり赤白で全軍二段攻撃の同盟者を使ったりするという手もありますが、お試しは赤単で飛行クリーチャーのみで行ってみたいと思います。

毎ターンしっかり土地を出すためには土地をたくさんいれるしかないのでデッキが重たくなりますが、そのおかげで中盤以降も12枚入れたフェッチをガンガン切っていくことができます。相手が隙を見せればフェッチを切って撤退で4点追加からのティムールの激闘で10点オーバー。フェッチを残しておけば一撃必殺も狙えます。

素でも飛行持ちでガリガリ削っていけますし、赤なのでもちろん火力もあります。飛行速攻持ちも多いためトップデッキで一気に二桁ダメージ与えて逆転勝利という展開も十分可能です。

ところで火力といえば未だに欠色火力も上陸火力も見えませんが、性能が気になって気になって夜も眠れません。今後は龍詞の咆哮は使いにくくなりそうですし、汎用2マナ火力がないとどんな赤いデッキを作ってもイマイチ締まりません。
ヴァラクートへの撤退お試し用赤単
10 《山》
4 《樹木茂る山麓》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《汚染された三角州》
3 《燻る湿地》
-土地(25)-
4 《龍を操る者》
4 《飛行機械技師》
4 《炎跡のフェニックス》
2 《ピア・ナラーとキラン・ナラー》
2 《灰雲のフェニックス》
4 《雷破の執政》
-クリーチャー(20)-
 2 《龍語りのサルカン》
4 《ヴァラクートへの撤退》
3 《乱撃斬》
4 《ティムールの激闘》
2 《極上の炎技》
-呪文(15)-
カード名切替
deckchart
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