PAX Primeでなんと基本土地タイプを持つ2色土地が発表されました。フェッチランドでサーチできるためスタンでも簡単に多色化できます。上陸の新バージョンの効果から単色を推すのかと思っていましたが大ハズレでした。
現在多色といえば楔3色ですがフェッチランドから楔部分の色(アブザンなら黒)の2色土地をサーチすることはできず、中央の色が重複する弧3色が安定するようになっています。
戦乱のゼンディカー環境は楔3色と弧3色、そして友好2色が鎬を削る環境になりそうです。
現在多色といえば楔3色ですがフェッチランドから楔部分の色(アブザンなら黒)の2色土地をサーチすることはできず、中央の色が重複する弧3色が安定するようになっています。
戦乱のゼンディカー環境は楔3色と弧3色、そして友好2色が鎬を削る環境になりそうです。
この新しい2色土地サイクルにどのような通称がつくのかはわかりませんが、ひとまずBFZランドと呼ぶことにします。
さてこのBFZランドのデメリットですが基本土地が2つ以上出ていなければタップインというもの。たとえば緑白デッキの理想の動き出しは1ターン目森、2ターン目平地、3ターン目梢の眺望ということになり、最初の2ターン内に特殊地形をセットしてしまうとマナカーブ通りの展開ができなくなります。
やろうと思えばアナフェンザと毅然さの化身を同居させるような無茶な構築もできなくはなさそうですが。
BFZランドを最大限有効活用できるのはアタルカレッドのような2色目の少なめな友好2色デッキでしょう。フェッチランドを2種積むだけで両方のマナを12個確保できるのでタップインを採用して速度を損なうということがありません。
均等友好2色だと基本土地をどちらかに偏らせることができない分土地と呪文が噛み合わない可能性が出てきます。1ターン目にBFZランドをタップインせざるを得ない場合もあるでしょうから速度はやや損なうことになります。
一方で友好2色のコントロールの場合は1ターン目タップインすることの悪影響は少なく、中盤までには基本土地も並んでいるでしょうから5ターン目に安心してリセットをプレイできる有用な2色土地と言えます。
敵対2色にもしっかり恩恵があります。ダメラン4枚に加えてBFZランドのおかげでフェッチランド2種8枚が両方の色としてカウントできるようになります。
弧3色ですとフェッチランドとBFZランド2種類ずつにダメラン、そして基本土地から調整することになると思いますが均等友好2色と同じ問題を抱えています。場合によっては連続でタップインとなることもあるでしょう。 しかしそこさえ乗り越えれば中盤以降はタップインすることなく3色どのダブルシンボルも使い放題という楔以上に強力なマナ基盤を手にすることになります。
楔3色の場合には友好色部分はBFZランドが利用できますが楔部分の色マナはダメラン2種をフル活用するほか、敵対2色と同様にフェッチを使って色マナを得ることもできますが、序盤に欲しい色マナが楔のどの部分になるのかで構成はだいぶ変わってきそうです。
基本土地タイプのシナジーを考えてみると白蘭の騎士で緑マナ、青マナを供給できます。ニッサやニッサの巡礼は・・・基本森なので今回のBFZランドはサーチできませんね。残念です。
あとはうねる塔甲羅で島を渡れることが増えそうです。・・・どうでもいいですね。

基本土地たくさん使えと言わんばかりのBFZランドですが、楔3色はどうなるのか。挑戦してみました。
ところでマルドゥ族の性質を覚えているでしょうか。「迅速/Speed」です。でもこれまでの楔3色はタップインだらけで迅速もクソもありません。しかしもう占術土地は落ちました。マルドゥの性質を実現するなら今この時です!
(※書き直してデッキの内容も変更しています。)
ダメランだけでは足りない白マナは樹木茂る山麓で梢の眺望をフェッチすることで解決します。山麓は山はもちろん梢の眺望に加えて燻る湿地までフェッチできるので大変便利です。山麓は4枚入れてBFZランドは1枚ずつにし、3ターン目以降にフェッチすることでスムーズに展開できるようになります。
これで土地25枚、確定タップインなしで赤マナ17、黒マナ16、白マナ13確保です。ただし序盤はこの通りにはカウントできません。赤マナは燻る湿地を除いても16あるので安心ですが、2ターン目に黒マナを使いたい場合は山麓と燻る湿地を除いた11までしかカウントできません。
やや不安定ではありますがタップインすることなく3ターン目に3色3マナ使うことも難しくありませんし、ダメランのダメージはドレインで取り戻せます。
1ターン目から軽快に動けるようになったことでマルドゥの隆盛が機能するようになり、マルドゥは迅速の名に恥じない氏族になったと言えそうです。
ただBFZランドはアンタップインにこだわるならライブラリートップ10枚に2枚あると辛いのでできるだけ少なくした方がいいですね。
さてこのBFZランドのデメリットですが基本土地が2つ以上出ていなければタップインというもの。たとえば緑白デッキの理想の動き出しは1ターン目森、2ターン目平地、3ターン目梢の眺望ということになり、最初の2ターン内に特殊地形をセットしてしまうとマナカーブ通りの展開ができなくなります。
やろうと思えばアナフェンザと毅然さの化身を同居させるような無茶な構築もできなくはなさそうですが。
BFZランドを最大限有効活用できるのはアタルカレッドのような2色目の少なめな友好2色デッキでしょう。フェッチランドを2種積むだけで両方のマナを12個確保できるのでタップインを採用して速度を損なうということがありません。
均等友好2色だと基本土地をどちらかに偏らせることができない分土地と呪文が噛み合わない可能性が出てきます。1ターン目にBFZランドをタップインせざるを得ない場合もあるでしょうから速度はやや損なうことになります。
一方で友好2色のコントロールの場合は1ターン目タップインすることの悪影響は少なく、中盤までには基本土地も並んでいるでしょうから5ターン目に安心してリセットをプレイできる有用な2色土地と言えます。
敵対2色にもしっかり恩恵があります。ダメラン4枚に加えてBFZランドのおかげでフェッチランド2種8枚が両方の色としてカウントできるようになります。
弧3色ですとフェッチランドとBFZランド2種類ずつにダメラン、そして基本土地から調整することになると思いますが均等友好2色と同じ問題を抱えています。場合によっては連続でタップインとなることもあるでしょう。 しかしそこさえ乗り越えれば中盤以降はタップインすることなく3色どのダブルシンボルも使い放題という楔以上に強力なマナ基盤を手にすることになります。
楔3色の場合には友好色部分はBFZランドが利用できますが楔部分の色マナはダメラン2種をフル活用するほか、敵対2色と同様にフェッチを使って色マナを得ることもできますが、序盤に欲しい色マナが楔のどの部分になるのかで構成はだいぶ変わってきそうです。
基本土地タイプのシナジーを考えてみると白蘭の騎士で緑マナ、青マナを供給できます。ニッサやニッサの巡礼は・・・基本森なので今回のBFZランドはサーチできませんね。残念です。
あとはうねる塔甲羅で島を渡れることが増えそうです。・・・どうでもいいですね。

基本土地たくさん使えと言わんばかりのBFZランドですが、楔3色はどうなるのか。挑戦してみました。
ところでマルドゥ族の性質を覚えているでしょうか。「迅速/Speed」です。でもこれまでの楔3色はタップインだらけで迅速もクソもありません。しかしもう占術土地は落ちました。マルドゥの性質を実現するなら今この時です!
(※書き直してデッキの内容も変更しています。)
ダメランだけでは足りない白マナは樹木茂る山麓で梢の眺望をフェッチすることで解決します。山麓は山はもちろん梢の眺望に加えて燻る湿地までフェッチできるので大変便利です。山麓は4枚入れてBFZランドは1枚ずつにし、3ターン目以降にフェッチすることでスムーズに展開できるようになります。
これで土地25枚、確定タップインなしで赤マナ17、黒マナ16、白マナ13確保です。ただし序盤はこの通りにはカウントできません。赤マナは燻る湿地を除いても16あるので安心ですが、2ターン目に黒マナを使いたい場合は山麓と燻る湿地を除いた11までしかカウントできません。
やや不安定ではありますがタップインすることなく3ターン目に3色3マナ使うことも難しくありませんし、ダメランのダメージはドレインで取り戻せます。
1ターン目から軽快に動けるようになったことでマルドゥの隆盛が機能するようになり、マルドゥは迅速の名に恥じない氏族になったと言えそうです。
ただBFZランドはアンタップインにこだわるならライブラリートップ10枚に2枚あると辛いのでできるだけ少なくした方がいいですね。
4 《山》 3 《沼》 4 《血染めのぬかるみ》 4 《樹木茂る山麓》 1 《燻る湿地》 1 《梢の眺望》 4 《コイロスの洞窟》 4 《戦場の鍛冶場》 -土地(25)-
4 《ゴブリンの栄光追い》4 《僧院の速槍》 2 《鐘突きのズルゴ》 4 《血に染まりし勇者》 4 《粗暴な軍族長》 4 《軍族の解体者》 1 《嵐の憤怒、コラガン》 -クリーチャー(23)-
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1 《真面目な訪問者、ソリン》 1 《龍語りのサルカン》 4 《マルドゥの隆盛》 4 《はじける破滅》 2 《残忍な切断》 -呪文(12)-
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