タルキール龍紀伝のプレビューの最中突如として始まるマジック・オリジンプレビュー!
liliana
今朝は怒涛の情報公開がありましたね。龍紀伝はもちろんのこと、マジック・オリジン、モダンマスターズ、そして秋の新ブロックの話題まで。
その中でも特に注目なのがマジック・オリジンにおけるプレインズウォーカー達のあり方。ジェイスやリリアナのプレインズウォーカーに覚醒する前の様子から覚醒に至るまでの起源(オリジン)というテーマをどう表現するのか。それが発表されました

なんとイニストラード以来4年ぶりの両面カードでの登場です。ただの人であったリリアナがプレインズウォーカーの灯を灯して覚醒する様子が見事に表現されています。
具体的にリリアナに何が起こって覚醒したのかは定かではありませんが、変身条件から想像するとリリアナらしいろくでもない何かが起こったのではないかなと思ってしまいます。夏のアンチャが楽しみですね。

さて性能の方ですが、伝説の人間・クレリックだった時には3マナ2/3絆魂というナイスリミテッドクリーチャー止まりの性能。そして自軍の他のクリーチャー死亡時に2/2ゾンビ登場とともにリリアナが覚醒。忠誠度3のプレインズウォーカーとなります。ゾンビがリリアナを守ってくれるのはありがたいです。
リリアナは伝説のクリーチャーなので当然2枚目を出せば片方は死亡し覚醒しますのでコントロールデッキでも一応は機能します。龍紀伝の濫用とも相性が良いですね。
リリアナ本人が死にやすく、リリアナより先に他の味方クリーチャーが死ななければならないというめんどくさい条件をクリアした上で登場するプレインズウォーカーの能力はというと・・・

+がお互いディスカード。忠誠度が5になってなかなかの硬さです。

-が減らした分だけのリアニメイト。+で忠誠度を上げながら捨てたクリーチャーをリアニメイトするのが基本的な使い方ですね。いきなり使うと3マナ域と交換か1か2でとりあえずのブロッカーを出してアドを目指すかになります。接死持ちをリアニメイトすると長生きしやすそうです。

奥義はなかなか強烈。自軍のクリーチャーが無敵になり、相手のものは除去するたび奪っていけるようになります。奥義を使う頃にはお互いの手札がほとんどないでしょうし盤面さえなんとかできていればほぼ勝ちでしょう。厄介な条件付きとはいえ3マナのプレインズウォーカーとしてはなかなかの性能です。

リリアナが活躍しそうなのは素出しも視野に入れたリアニメイト戦略をもつシディシウィップのようなミッドレンジ、もしくは覚醒を簡単に行えて相手の反撃手段をディスカードで削いでいくアグロデッキでしょうか。トップデッキ合戦に持ち込めたならドローとリリアナのリアニメイトで優位に立てますし、そのまま奥義を目指して無敵の軍団を作り出すこともできます。

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お試しは黒単アグロです。単純に1マナ域を並べてモーギスの匪賊&オベリスクのブン回りで勝利を目指す他に、頭蓋狩りとリリアナの+能力で手札をガンガンそぎ落として-能力のリアニによる物量作戦を挑みます。
匪賊で総攻撃した後で胆汁病で匪賊を落として覚醒したリリアナで匪賊をすぐリアニして一気に勝負を決めるなんてこともできます。
リリアナお試し用黒単アグロ
22  《沼/Swamp

4  《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion
4  《苛まれし英雄/Tormented Hero
2  《マルドゥの影槍/Mardu Shadowspear
4  《マルドゥの頭蓋狩り/Mardu Skullhunter
4  《苦痛の予見者/Pain Seer
4  《モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
4  《マルドゥの急襲指揮者/Mardu Strike Leader
4  《異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer
4  《胆汁病/Bile Blight
4  《ウルドのオベリスク/Obelisk of Urd


PC版サイトではJavascriptを利用してチャート表示や簡易ソリティアでお試しプレイができます。
リリアナはその他操作の一番上にある「表裏を返す」でプレインズウォーカーに覚醒します。